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スキャンテスト
唾液で手軽にがんのリスクを見てみませんか?
早期発見がどうして重要?
がんの治療成績を表す指標として、5年生存率があります。転移がない場合は、5年後も約90%の方が生存されています。
早期の治療で良好な予後を過ごせるようにするためにも、自覚症状がない時から定期的に検査を受けて予防に努めることが大切です。
スキャンテストの特徴
スキャンテストは、がん患者で変化する唾液中のポリアミンのバランスを調べて、早期発見をサポートするリスク検査です。
がんに罹患すると、いくつかのポリアミンが増加することがわかっており、健康な方とがんの方ではそれぞれのポリアミンのバランスに違いがみられます。スキャンテストは、唾液中のポリアミンを検出して、がんの方特有のバランスと照合し解析することで、がんの罹患リスクを判定しています。
なぜ唾液なのか
唾液は、食べ物の消化を助けたり、口の中を清潔に保つ働きがありますが、元々は身体をめぐる血液をもとにして唾液腺で作られます。一方で、細胞から代謝される物質には、血管を経由して唾液に分泌されるものがあります。このことから、唾液には血液中の成分が反映されていることも多く、血液同様に身体の状態を知るための様々な情報が含まれていると考えられています。スキャンテストは、唾液中のポリアミンという物質を検査に利用しています。
ポリアミンとは
細胞の成長や増殖などの生命活動に深く関与している物質であり、ポリアミンが不足すると細胞の老化が著しくなると考えられています。多くのポリアミンは、がん患者の唾液で増えることが知られており、がんのバイオマーカーのひとつとして期待されてきました。近年では、解析の精度が向上し、唾液中の微量なポリアミンの検出が可能となったため、今まで以上にがんのバイオマーカーとして注目を集めています。
スキャンテストの検査項目
スキャンテストの検査項目(※価格はミルテル検査契約医療機関へお問い合わせください。)
- ●スキャンテスト
乳がん
検査から結果までの流れ
「スキャンテスト」FAQ
- スキャンテストはどうすれば受けられますか?
- ミルテルと契約している医療機関で受けることができます。
- スキャンテストの値段が知りたいです
- ミルテルと契約しているお近くの医療機関へお尋ねください。
- 食事制限はありますか?
- 食事制限は特にございません。ただ、採取当日の注意事項はございますので、詳しくは検査を受けられる際にご確認ください。
- 結果までどのくらいかかりますか?
- 結果は受診された医療機関を通じて約1ヶ月でお返ししております。
- スキャンテストはがんの再発、予後予測に使用できますか?
- スキャンテストは初発の乳がんの早期発見をサポートする検査です。
再発チェックや治療後のモニタリングの用途を想定して開発されたものではないため、そのような目的での使用はお控えください。将来的には再発や予後の予測に関する検査も開発予定です。
スキャンテスト検査結果についての留意点
スキャンテストは、がんの有無を確定的に診断する検査ではありません。唾液中のポリアミンを解析することで、がんの「罹患リスクを評価する」検査です。特にがんにおいて、検査結果が「低リスク」領域でもがんに罹患していないことを保証するものではなく、「高リスク」でもがんに罹患していないこともあります。また、唾液を採取した時点で、がんに罹患しているかどうかを調べる検査であり、一生涯にわたる罹患リスクを診断するものではありません。スキャンテストの検査結果だけに基づき自ら判断することはお控えください。