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研究受託

テロメア長測定

概要

当社独自の測定法であるG-tail telomere HPA 法を用いたテロメア長の測定です。「テロメア強度」を測定し、疾患へのなり易さ・なり難さを検査します。

内容

  • ・培養細胞からのDNA精製およびテロメア長測定
  • ・末梢血細胞からのDNA精製およびテロメア長測定
  • ・組織からのDNA精製およびテロメア長測定
  • ・その他、生体サンプルからのテロメア長測定 (要相談)

目安納期

1ヶ月 (サンプル数により前後いたします。要相談)

測定方法

熱変性し1本鎖にしたゲノムDNAに対して、テロメア配列に相補的な配列を持つプロープをハイブリダイズし、化学発光を利用してテロメア長を測定する方法です。

本測定方法のメリットとして下記がございます。

  • ・微量のDNAでの測定が可能
  • ・ハイスループット化が可能
  • ・定量性が高い

本測定方法は、サザンブロッティング法やQ-FISH法と比較し、非常に簡便かつ短時間で測定が可能です。小スケールで一度に多くのサンプルを測定できるため、スループット性が高い測定法となっています。また、化学発光の原理を用いるため定量性が高く、安定した測定結果が得ることができます。

記載論文

Tahara H, et al., Nat Methods., 2005, 2: 829-31.

 

NAD⁺濃度測定

概要

2023年に帝人株式会社から正式に技術移管を受けたヒト全血中のNAD⁺濃度の測定です。これまでは難しかったヒト血液中のNAD⁺濃度の測定を実現しました。

内容

  • ・ヒト全血中のNAD⁺濃度測定

目安納期

1ヶ月 (サンプル数により前後いたします。要相談)

測定方法

特殊なろ紙に規定量の血液検体をスポットして乾燥させ測定するDBS(Dried blood spot)法を採用しています。

本測定方法のメリットとして下記がございます。

  • ・血漿分離が不要である
  • ・ごく少量の血液で測定が可能
  • ・安定した検体輸送が可能

 

ヒト全血・赤血球中のNAD⁺およびその前駆体は非常に不安定ですぐに分解されてしまうため、これまでは検体採取後直ちに測定や、特殊な処理を施す必要がありました。本測定方法はこれまでの方法と比べて非常に簡便な方法となっています。

記載論文

Anal. Bioanal. Chem., 2023