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研究受託(NAD⁺濃度測定)
NAD⁺濃度測定
概要
2023年に帝人株式会社から正式に技術移管を受けたヒト全血中のNAD⁺濃度の測定です。これまでは難しかったヒト血液中のNAD⁺濃度の測定を実現しました。
内容
- ・ヒト全血中のNAD⁺濃度測定
目安納期
1ヶ月 (サンプル数により前後いたします。要相談)
測定方法
特殊なろ紙に規定量の血液検体をスポットして乾燥させ測定するDBS(Dried blood spot)法を採用しています。
本測定方法のメリットとして下記がございます。
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- ・血漿分離が不要である
- ・ごく少量の血液で測定が可能
- ・安定した検体輸送が可能
ヒト全血・赤血球中のNAD⁺およびその前駆体は非常に不安定ですぐに分解されてしまうため、これまでは検体採取後直ちに測定や、特殊な処理を施す必要がありました。本測定方法はこれまでの方法と比べて非常に簡便な方法となっています。
記載論文
Anal. Bioanal. Chem., 2023